バスク地方の文化について

バスクの文化

バスク地方の文化は非常にユニークで、独自の文化的な特色を生かしつつ、同時に世界中から新しいものを融合させて発展しました。 特にバスクのスポーツにおいては、日本のように古きと新しきの融合を見ることができます。よい例として、素手で球を打ち合って競うペロタ(Pelota)が挙げられるでしょう。現在は南米でも非常に親しまれているこのスポーツは、北米やフィリピンでは、手にバスケットを着けた形で競技が行われるセスタ・プンタ(Cesta-Punta)やハイ・アライ(Jai-Alai)という名で受け継がれています。 これらと、石を担ぎあげる競技のアリハソツァイレ、斧だけで丸太を切って競うアイスコラリはバスクに古くから伝わり親しまれている人気スポーツです。また、世界的に人気のサッカーや競輪、登山、ラグビー、カーレースなどの現代スポーツにも多くのプレイヤーを排出していることもあり、多くのファンがいることも事実です。

 

音楽においても、19世紀には、オペラ界で著名なフリアン・ガヤレ(ナバラ県出身)という人物がおり、コナン・ドイルはシャーロック・ホームズの小説のなかで彼を登場させたりする程、ヨーロッパでは大変な人気を博しました。他にも、トルバドゥールスタイルは全世代に支持されています。もちろんその他ロックやジャズ、ポップやスカのバンドが各地に存在し活動しています。なかでも有名なものに「合唱」が挙げられ、世界大会によく出場しています。しかしながら、幸福や悲しみといった気持ちを即興で歌うベルツォラリツァ(Bertsolaritza)ほどバスク人独特で特徴的なものはないでしょう 。この自然発生的に構成される歌の芸術の歴史は実に数百年に及び、今日でもベルツォラリツァ大会が開催され、バスクじゅうの大勢の人が大注目します。優勝者は、言うまでもな大々的にくヒーローとして特別な待遇を受けることができます。